2008年06月04日

●確かに・・

確かに、楽天は野球の仕方が変わりましたね。



 試合前、阪神のほとんどの選手が相手ベンチに足を運んだ。楽天・野村監督へのあいさつ。かつての指揮官に、すべてを見透かされたような試合だった。

 一回、1点を先制した後の守り。一死一、二塁からだった。二塁走者の渡辺直が初球に三盗という奇襲。野村監督の言葉を借りれば「(下柳のような)ベテランは、ランナーを警戒するとか細かいことを面倒くさがる。『打者を抑えればいいんだろ』と考えがちや」。これでリズムを崩した下柳は、この回3点を失った。

 前の試合まで防御率1・90で、今季無敗の下柳が3回6失点。そう言えば、楽天は5月31日の広島戦でも同じベテランの高橋から五回までに8点を奪っている。阪神・久保投手コーチは「(先発投手は)立ち上がりは手探りで入るから、どうしてもリズムをつかむのに時間がかかる」。そのスキを突かれた。

 チームは今季最多の11失点。登板した全投手が点を失った。岡田監督は、あきれたように「楽天が強いのがよう分かったわ」。ともすれば、疑心暗鬼にとらわれそうな負け方に、苦笑いを浮かべるしかなかった。

(北谷圭)
 阪神・岡田監督「(楽天は)ボール球を振ってこなかった。あしたは何とかしないと」

(2008年6月4日 読売新聞)


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