2008年05月09日

●途中

途中で放送が終わったので結果はみていませんでしたが、
残念な結果でしたね。
まぁそういうこともあるでしょう!!



「巨人6-5阪神」(8日、東京ドーム)

 阪神・岡田彰布監督(50)が久保田智之投手(27)にぶち切れた。1点リードで迎えた八回無死二塁。久保田は巨人・ラミレスに、この夜はもう判定の紛れようがない中堅バックスクリーンへ突き刺さる逆転2ランを浴びた。「1人のために(野球)やってるんちゃうからな」と指揮官は頭に血を上らせた。

  ◇  ◇

 ファンはいない。カメラマンだけがポツポツと座っているバックスクリーン横へ、ラミレスの打球が飛び込んだ。紛れもない逆転2ラン。両手をひざについてうなだれた久保田は、打球の行方を見ることもできなかった。

 1点リードの八回、3番小笠原から始まる打線。ここを任せられるのは久保田しかいない。ところが、その小笠原に打たれる。カウント2-2と追い込みながら野口のサインに首を振って投じたフォークを、左翼フェンス最上部へ直撃する二塁打。そしてラミレス。前夜は阪神ファンが“阻止”したように見えた幻の逆転弾に悔しがった相手に、内角ストレートを完ぺきにはじき返された。

 これまでかばってきた岡田監督も怒りを隠そうとはしなかった。「打たれたらあかんやろう。それだけや。毎回毎回打たれてたら何にもならん」。吐き捨てるように言った。

 4月30日のヤクルト戦では1点を守れず、下柳の5勝目を消した。4日の中日戦では2点を守れなかった。6日には立ち直らせようと4点リードで2回を投げさせた。岡田監督も「ボールは悪くない。後ろの投手は0に抑えることが一番の薬」と復調に手応えを感じた。その矢先だった。裏切られた。その思いが倍になった。

 「1人のためにやってるんちゃうからな。みんなでつないで勝ち越して、あないして(継投で)つないでるわけやから」

 前日(7日)は金本が頭部死球を受けながら、直後の打席で一発を放った。鉄人だけではない。打者は次の打者へつなぐことに集中し、五回に4点を奪い逆転。投手はボーグルソンから江草-渡辺と継投。リードを守って後ろへとつないだが、そのバトンはアンカーまで渡ることはなかった。

 開幕からの快進撃。1人出遅れた格好の背番号30に向けられた、指揮官の言葉は厳しかった。

 今後の久保田の起用法について「別に難しくない。結果でああなってるんやから」と明言は避けたものの、ウィリアムスの復帰もあり、小差での投入を避けることになりそうだ。

 試合後、本人は報道陣の問い掛けに無言を貫きバスへと消えた。

 9日から『J』は戻るが、『K』が信頼を失う皮肉。昨年の90試合登板を振り返るまでもなく、その剛腕が優勝という大目標のために不可欠な存在であることに変わりはない。