●死のグループ
死のグループ!?
どんな状況でもいつかは厳しい試合がでてくるので頑張って欲しいですね。
【北京(中国)20日=広重竜太郎】反町ジャパンが「因縁のメダルロード」を歩む。8月に開幕する北京五輪の組み合わせ抽選が行われ、40年ぶりのメダルを狙う日本は、1次リーグでオランダ、ナイジェリア、米国と同じB組に入った。強豪ぞろいで、いずれも日本が過去の五輪やユース年代の国際大会で敗れた因縁の相手と決勝トーナメント進出をかけて戦う。
会場で抽選を見守ったU−23(23歳以下)代表の反町監督は、思わず苦笑いを浮かべた。「各大陸を勝ち上がってきたチームなので、強豪じゃないところはない。厳しい組に入ったと思うけど、楽しみだね」。五輪予選を兼ねた、U−21欧州選手権の覇者オランダに、96年アトランタ大会金メダルのナイジェリア、五輪常連の米国。チャレンジャー精神をくすぐられた。
日本が世界舞台で結果を出すには、避けて通れない相手ばかり。オランダとは、北京五輪世代がユース年代だった05年ワールドユース(現Uー20W杯)1次リーグで対戦し、開始18分で2失点するなど序盤から圧倒的に攻め込まれた苦い記憶がある。バベル(リバプール)やマドゥロ(バレンシア)らタレントも豊富。反町監督は「この年代はアルゼンチンとオランダの2強」と断言する。
ナイジェリアにはアトランタ五輪で完敗し、1次リーグ敗退に追い込まれた。米国には、メダル獲得が期待された00年シドニー大会の準々決勝で、PK戦の末に敗れている。最近では五輪アジア2次予選直前の07年2月の親善試合で引き分け。本大会での対戦を想定して、代表スタッフを五輪予選に派遣して情報収集するなど警戒していた。
68年メキシコ五輪以来のメダル獲得へ、道のりは険しい。だが、反町監督には06年のチーム発足以来、計80人の選手を合宿や試合で招集、強化してきた自負がある。「若い世代は、1つのきっかけで急激に成長する」。強豪ぞろいの1次リーグだからこそ、突破したときに得られる勢いと自信は大きい。「対戦相手が決まったからといって、スタンスは変えない。足元を見つめて、日本らしいサッカーができるようにしたい」と決意を新たにした。
U−23代表は21日から埼玉県内で3日間の強化合宿を行う。対戦国のイメージを膨らませつつ、いよいよメダル仕様のチームづくりが始まる。
[2008年4月21日9時12分 紙面から]


