2008年05月15日

●これだけ

これだけ球場を埋めれるチームといえば阪神だけでは??



<広島2−4阪神>◇14日◇金沢

 14日の広島−阪神戦(金沢・石川県立野球場)で外野自由席のチケットを持っているファンが満席のため入場できず、主催者側が急きょチケットを払い戻すという異例のトラブルがあった。

 発表されたこの日の入場者数は1万3615人。金沢での広島−阪神戦は11年ぶりの開催で、内野指定席は前売りから売り切れ。外野自由席6000席に対し、前売り段階で5289枚のチケットが売れていたという。主催の北国新聞社は午後2時から当日券を発売し、180枚売れた時点で「これ以上売ると入れなくなる」と判断。午後5時前に発売を取りやめた。

 しかし、開門と同時に入場したファン、応援団が席に荷物を置くなどで、チケットを持っている人全員が入らないうちに超満席状態になってしまった。圧倒的に阪神ファンが多く、黄色に染まった。外野は芝生の自由席で前売りは大人1700円、子ども700円。当日券は500円増しの大人2200円だった。結局、当日券150枚を払い戻すことになり、100人以上の行列ができた。

 地方球場での開催の上に予想以上の虎フィーバーが重なった形。ファンの一部からは「仕事に区切りをつけてきているのに、ふざけるな」と怒声が飛ぶ場面も。同新聞社の山本事業局長は「こういうことは初めて。予想外の事態です」と対応に追われていた。

 [2008年5月15日8時45分 紙面から]


2008年05月14日

●失速?

少し失速している感じがしないでもない阪神。
でも、兄貴がこんな間は大丈夫!!



降りしきる雨を切り裂いた。右翼席のまばらな観客の間へ、打球が落ちる。8点差の9回。阪神の負けはほぼ決まっていた。それでも、金本の姿勢は変わらない。初球の直球に、渾身(こんしん)の一振りをたたきつけた。鉄人の記念すべき400本目の本塁打は、富山の夜空の下で生まれた。

 伏し目がちにダイヤモンドを走り、本塁でお祝いの花束を受け取った。「狙ってないよ。でも、富山のファンが最後まで期待しとったからな」。チームが惨敗では笑えない。淡々とした表情のまま、足早にバスへ乗り込んだ。

 400本塁打は、2千本安打よりも楽しみにしていた記録だった。理由は「達成した人数が少ないから」。自分が37人目だった2千本安打に比べ、14人しか到達していない記録には、往年の強打者の名がずらり。180センチの体は、プロ野球選手として特に大きいわけではない。しかし、厳しい内角攻めにも腰を引かず、右足を踏み込んでいく勇気を持っているから、金本はこの偉大な列に加われた。

 7日の巨人戦。木佐貫の直球を頭に受けた。しばらく倒れて動けなかった。立ち上がってベンチへ戻る。そして言った。「おれ、頭はげてない?」。凍りついていたベンチが笑いで包まれた。

 言葉で、背中で、バットでチームを引っ張る。400号本塁打は、最後まで勝負を捨てない気持ちの表れ。チームリーダーが示した意地だった。(野村周平)

 ●岡田監督(神) 「(金本は)こういう展開やから、ホームランは打たんと思っていた。勝ちゲームだったら良かったのにな」



2008年05月13日

●結局

結局、いろんな人が関わっているから・・・・・ですね。



フリーになったプロボクシング、亀田兄弟の長男・興毅(21)と次男・大毅(18)が東日本ボクシング協会に「身分預かり」を申請している件で、同協会は12日、東京都内で定例理事会を開いた。この日の審議では、出席した17人の理事の間で「身分預かり」に反対意見が多く、“継続審議”となった。決着するまで、亀田兄弟の身分は宙に浮いたままとなった。次の理事会は6月9日の予定。

   ◇   ◇

 亀田問題は約1時間にわたって論議。承認には原則として出席者の過半数の同意が必要だが、「所属していた協栄ジムと契約解除し、身分保障、すぐ試合というのは身勝手すぎる」という声が続出した。東日本ボクシング協会の大橋秀行会長は書類だけの申請に「説明が足りない。本人たちが来て説明してくれないと」と亀田側から直接働きかけがあるまで待つ方針だ。

 亀田兄弟が国内で試合をするには、いずれかのジムに所属する必要があるが、現実的に受け入れるところはない。また、フリーのまま海外で試合をすることはできるが、身分保障のない選手はマッチメークなどで不利が生じる。

 亀田兄弟は11日にメキシコに出発し、帰国日は決まっていないが、亀田プロモーションの関係者は「兄弟が理事会に出るかどうか検討する」と話している。 (山崎照朝)

◆ジム設立が現実的
 理事会で身分預かりの承認を得るのが難しい亀田兄弟にとって、最も現実的な選択肢は、完全独立して「亀田ジム」を設立することだ。新規ジムに必要なのは<1>加盟金<2>代表者<3>トレーナーの3点。<1>は最高で1000万円だが、興毅が元世界王者であるため300万円ですむ。<2>は「信頼できる人物」ならOK。<3>は必要経験10年以上だが、外国人でも可。

 協会に身分預かりとなった場合、協会が指定するジムでの練習が義務づけられるので、独立はできなくなる。



2008年05月12日

●守護神

阪神に帰ってきました!!守護神♪
さらに、強いチームの勝利街道の始まり!?



「阪神3-1横浜」(11日、甲子園)

 Jがよみがえった。阪神のジェフ・ウィリアムス投手(35)が開幕戦以来、44日ぶりに登板。八回をピシャリと抑えた。七回は不振の久保田が3人斬り。九回は藤川の貫禄締めで「JFK」完全復活!!相手の息の根を止める最強リリーフ陣が、ロケットダッシュを再加速させる。

  ◇  ◇

 登場のテーマソングが鳴り始めた瞬間、虎党はその時が来たことを悟った。右翼席に陣取った通なファンから始まった拍手と歓声は、一瞬のうちにぐるっと360度に波打った。お帰りジェフ。いてくれるだけで、名前を聞いただけでこんなに安心してしまう。JFKのJが、ついにマウンドに帰ってきた。

 「実は緊張していたんだ。強い気持ちを持ったままの状態ではなかった。なんだかね、ルーキー時代に感じたような気持ちだった。投球自体もそんなによくなかったと感じたよ」。数々の修羅場を踏んだ左腕でさえ、1カ月以上にわたるブランクに戸惑った。表情にも態度にも出さなかったが、心臓はバクバク鳴った。だが、そこで結果を残すところがさすがだった。

 2点リードの八回、いきなり先頭の仁志に左前打を許したが、どんどんと力勝負を挑んでいった。続く金城にはMAXの149キロ直球で追い込み、最後も直球勝負。バットを押し込んで二塁ゴロ併殺打に仕留めた。そして4番の村田に対しては、直球で追い込んでウイニングショットの136キロ、スライダーで空振り三振。見事、無失点で藤川につないだ。

 開幕戦となった3月28日の横浜戦(京セラ)以来、実に44日ぶりのJFKそろい踏みだった。不調だった久保田も七回に登板し鶴岡、代打・小関、大西を相手に3者凡退。九回に試合を締めた藤川は内川、吉村、ビグビーを、こちらも3者凡退でウィリアムスの復帰登板に花を添えた。

 ブルペンに安心感、勇気、精神的な余裕を与えたジェフの実戦復帰。久保田は「あとはこれ(3者凡退)を続けていかないと」と、強い眼光を取り戻した。藤川は「(不調などで悩んでいても)投手というものは1日で変わるから、期待しています」と、JFKの再結成による“相乗効果”の可能性を口にした。がっちりかみ合った3人は、何よりも他球団の脅威になる。

 岡田監督は「ジェフが戻ってきて久保田も久しぶりに3人で切った。(JFKの)形がまた再スタートするということ」と、今後への手応えを確実に感じ取った表情で話した。今月末から交流戦が始まる前に、盤石の態勢が整った。まだ時期は早いが首位を走るチームにとって、ジェフの復帰はとてつもなく大きい。

 偶然だが復帰登板は母の日に重なった。豪州・キャンベラのベルコネン高から、米国のSEルイジアナ大に留学後は、親元を離れて過ごしたジェフにとって、母は大きな心の支えだった。「留学直後はいつも前向きに電話で励ましてくれた。国際電話で料金もかかったはずなのにね」。恩返しは日本での3度目の優勝だと固く誓っている。

 「JFKが万全な投球をして、チャンピオンフラッグをつかみたい」。見晴らしのいいお立ち台から、感謝を込めて虎党にも誓った。ジェフが帰ってきたからにはもう、V奪還へ突っ走るしかない。