2008年06月23日

●いい関係

金本選手と新井選手の関係って楽しそうですね。



「阪神5-3日本ハム」(22日、甲子園)

 アニキ劇場で交流戦を締めた。金本知憲外野手(40)が二回、先制の12号ソロを放つと、同点にされた直後の四回には、2打席連続の13号勝ち越し2ラン。岡田阪神は15勝9敗で交流戦日程を終了して2位。優勝はならなかった。それでも大混戦の中、最後の最後まで見せ場をつくってくれた。

  ◇  ◇

 スポットライトは、1人の男に注がれた。聖地に詰めかけた4万3524人の歓声を一身に受け、誇らしげにお立ち台に上がる。奇跡を信じて、一丸野球で戦った一戦。主役はもちろん金本知憲、猛虎の4番だった。

 「尊敬する新井選手がヒットを打たれて、一塁ベース上から『金本さん、打たないとシバキますよ!』というアピールがあったので、怖くて打ちました」

 笑顔で振り返ったのは同点で迎えた四回の第2打席だった。調子を崩していた新井が4試合、実に17打席ぶりの安打をマーク。ここで金本は0-2からの3球目、外角低めの113キロカーブに狙いを定めた。力強く振り抜いた打球は、きれいな弧を描きバックスクリーンへ。今季13本目のアーチは勝負を決める勝ち越し2ランとなった。

 二回の第1打席では左中間スタンドにソロアーチを運び、2打席連続本塁打を記録。1試合2発は07年4月15日の横浜戦(甲子園)以来で、2打席連続となれば05年6月15日の西武戦(インボイス西武)までさかのぼる。さらに甲子園での2打席連続弾は、04年5月27日の横浜戦以来だった。

 ここまで幾多の本塁打を押し戻してきた聖地の浜風が、この日は金本の弾道を後押しした。「久々にホームランの出やすい風だった」と振り返れば、岡田監督も「久しぶりに風が味方したというかな。次どっちに点が入るかというか、1本目もそうやけど、2本目でみんなイケると思った」と絶賛。主砲のアーチを遮るものは何もなかった。

 試合開始直前、新井がユニホームを間違えてベンチ裏へ登場した。すぐ異変に気付いた金本は、ナインに“かん口令”を敷いた。だがこらえきれずに赤星が、金本が大爆笑。岡田監督からも「1人違うの着てたんや。(罰金は)5000万でええで」と冗談が飛び出すなど、前夜の敗戦を引きずらない雰囲気が、チームの快勝の影にあった。

 阪神はこれで交流戦全日程を終了した。金本は打率・407、29打点、7本塁打と、打撃3部門で高い数字をマーク。22日現在、打点部門で1位に輝き、打率&本塁打はいずれも2位の成績だ。

 「7月はたくさん甲子園で試合があるので、この超満員の中でどんどん勝っていきたいですね」と金本。交流戦初Vにはあと一歩、届かなかった。だが悲願のV奪回を目指す戦いは続いていく。28日から再開するリーグ戦を前に、価値のある1勝。つかの間の休息を挟んで秋の美酒に向け、主砲のバットが輝きを増す。


2008年06月21日

●故障前

故障前の波をそのまま引き継ぐことができればよいのですが・・・。
とにかく復活おめでとうですね。



【ボストン20日時事】右肩の張りで故障者リスト(DL)に入っている米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は21日(日本時間22日)に当地で行われるカージナルスとの交流戦で先発し、メジャーに復帰する。今季は8勝無敗、防御率2.53の好成績。このまま白星を積み重ねるか、復調ぶりが注目される。 
 5月28日付でDL入りした松坂は復帰に備え、今月16日の傘下3Aの試合で先発登板。投球には本来の切れもあった。松坂は「特別に離れていたわけではないので、普通に試合に入っていけると思う」とした上で、「普段通りに投げること」とテーマを掲げている。
 復帰前日のこの日、松坂は打席に入る次週での交流戦に向け、当地の本拠地球場でフリー打撃などの練習を行った。2本の柵越えも放ち、和やかな表情が続いた。(了)


2008年06月20日

●厳しさ

これが厳しいプロの世界ってことでしょう。



【ロサンゼルス=臼田雄一】米大リーグ、マリナーズは19日、シアトルで、ジョン・マクラーレン監督の解任を発表した。後任は、ジム・リグルマン・ベンチコーチ。

 記者会見でリー・ペレコーダス暫定ゼネラルマネジャー(GM)は、「当初に期待したほどの結果が残せていないのは明らか。選手の成績向上のためにも、指揮官を代えるのがいいと判断した」などと話した。

 昨年7月、マイク・ハーグローブ前監督の辞任により、ベンチコーチから昇格したマクラーレン監督。熱血漢で、イチローや城島の信頼は厚いが、今季は投打の歯車が狂って低迷。19日現在、25勝47敗、勝率3割4分7厘は両リーグ最低。今月に入り、打撃コーチ、GMも解任された。

 リグルマン新監督は1992〜99年、パドレス、カブスで指揮を執った。

(2008年6月20日10時16分 読売新聞)


2008年06月19日

●強いな〜

しかし、ほんと強いですわ。今年の阪神。



一塁ベンチがざわついた。試合開始40分前に交換されるメンバー表。そこに書かれていた楽天の先発投手は、プロ初先発となる片山だったからだ。

 片山は兵庫・報徳学園高から入団3年目の左腕。阪神は5番に林、8番に藤本と左打者を入れ、明らかに右投手対策を練っていた。「正直、予想できなかった」。広沢打撃コーチは打ち明けた。こういう時にこそチーム力が問われる。

 1点リードで迎えた二回だ。先頭の林がカウント2―2から四球を選ぶと、続く鳥谷も四球。さらに7番野口も、2―0から粘って四球で歩いた。左打者2人を含む3人が冷静に球を見極めて作った好機を、後続が生かすのに時間はかからなかった。

 片山の起用について、楽天・野村監督は「阪神を抑えると自信になるし、期待したんだが」と話した。一方の広沢コーチは「あわてたらダメだ。足をすくわれる」と、奇襲を受けて立った。打線は、荒れ球の21歳がリズムに乗る前に3点を奪った。岡田監督が評価したのは、左打者が選んだ四球だった。

 メンバー交換から3時間40分あまり。ばたついたベンチの空気はうそのように消え、勝利を喜ぶナインの姿があった。再び、交流戦の首位に返り咲いた。