2008年06月18日

●鮮やか

鮮やかな逆転劇!!興奮しましたね。



終盤になって、持ち駒を一気にばらまいた。阪神が、八回に3連打で試合をひっくり返した。

 救援のウィリアムスが、1点を勝ち越された直後の攻撃だった。一死から矢野が中前打で出塁。ここから、両ベンチの攻防が始まった。左腕の有銘に対して、阪神は代打にバルディリス。すると、楽天は右腕の小山をマウンドへ。岡田監督は、迷いなく代打の代打で桧山を指名した。左前打で一、二塁。再び代打に高橋光を送り、適時二塁打で逆転した。

 岡田監督は「全員で勝ったという感じやな」。これが、今季の強さと言っていい。この日、クリーンアップの3人は無安打に終わった。ただ、脇役がカバーできる。阪神の監督としては、最下位しか経験してない楽天・野村監督は「何でこんなに強くなったの。スキがないもんね」とぼやいた。

 この日は、およそ1週間ぶりの甲子園。ヒーローインタビューの高橋光は「ファンの皆さんに打たせてもらいました」とスタンドに顔を向けた。交流戦は、本拠地で残り3試合。セ・リーグ球団として初の優勝を狙うには、最も勢いのつきそうな勝ち方だった。



2008年06月17日

●英雄

まさしく英雄と呼べる人物ですね!!



延長の19ホール目。ミーディエートが約5メートルのパーパットに失敗。先にパーで上がっていたウッズの勝利が決まった。「克服しなければならなかったことを考えると、メジャー14勝の中で最高だと思う」。ウッズは今回の1勝を1997年マスターズでのメジャー初勝利より上に位置付けた。
 「アップダウンの連続だった。ダブルボギーはいくつだったっけ」。レギュラーの72ホールでは4ダブルボギーをたたき、イーグルも3つ。4月のマスターズの直後に手術した左ひざの痛みを抱え、振幅の激しいゴルフが続いた。この日も10番を終えて3打リードしながら、11、12番で連続ボギー。13番から3連続バーディーを奪ったミーディエートに逆転された。
 しかし、最後の72ホール目でバーディーパットを沈めてプレーオフに持ち込んだ前日同様、またも18番ロングで約1.5メートルを決めてバーディー。世界最強ゴルファーは土壇場で踏みとどまり、逆転への道を切り開いた。
 左足の踏ん張りが効かず、72ホールの第1打のフェアウエーキープ率54%(56位)とショットが乱れる中、驚異的なプレーを連発した。後半を30で回って2位まで浮上した第2ラウンド、奇跡的なイーグルとバーディーを重ねて単独首位に躍り出た第3ラウンド、そして前日の18番のバーディーパット。満身創痍(そうい)であっても「マジック」は健在だった。
 「ひざは少し痛むし、何とか乗り切れて良かった。しばらく休みを取るよ」。首位か首位タイで最終日を迎えたメジャーは、これで14戦全勝となった。 (サンディエゴ時事)


2008年06月16日

●バラバラ

全員で仕事をするという気持ちがないんでしょうか?
巨人の弱さの原因はそこかな??



<楽天3−0巨人>◇15日◇Kスタ宮城

 表情が豹変(ひょうへん)した。8回1死一、二塁からダブルスチールを敢行したが、一塁走者が走らなかったことについて質問された巨人原監督は「一塁ベースコーチのボーンヘッドだ」とピシャリ。それ以上、話すことはなかったが、体中から怒りのオーラが発散されていた。

 果敢な作戦で、一気に好投手の岩隈を攻略するはずだった。しかし、二塁走者の鈴木尚は三盗を決めたが、一塁走者の木村拓は二盗を決められず一塁でストップ。ダブルスチールの意図は「2点を取りにいく」と「併殺を阻止する」という2点だったが、結果は1死一、三塁から小笠原が併殺。最悪な結末で無得点に終わり、完封負けを喫してしまった。

 木村拓は「120%、アウトになったらいけない場面。でも、ランナーを考えれば走ってくる状況だし、ついていけなかったオレのせい」と潔く反省した。しかし、福王一塁ベースコーチは「連携ミス? うーん、スタートを切れなかったってことだね」と無責任なコメント。選手だけに責任を押し付けるような発言だった。

 1度だけではない。5月29日の楽天戦、矢野が二盗を失敗して試合終了になったときも、福王コーチが盗塁のサインの確認にもたつき、相手ベンチにバレて失敗。6月6日のロッテ戦、連続安打記録中だったラミレスの三塁ゴロはセーフに見えたが、福王コーチの抗議はなし。コーチの仕事を怠っただけではなく、責任感もなく、選手を思う気持ちもなし。原監督の怒りもピークに達していた。

 作戦失敗した事実より、監督、コーチ、選手が一丸になれなかったという事実が再び浮き彫りになった。浮上への糸口は、またしてもつかみ損ねてしまった。【小島信行】

 [2008年6月16日9時10分 紙面から]


2008年06月14日

●これぞ!!

この一発は松井選手にとって忘れられない一発になるでしょう!!



<アスレチックス1−4ヤンキース>◇12日(日本時間13日)◇マカフィーコロシアム

 【オークランド(米カリフォルニア州)12日(日本時間13日)=千葉修宏】ヤンキース松井秀喜外野手(34)が逆転満塁本塁打で自らの誕生日を祝った。今季はここまで満塁の場面で6打数無安打。本塁打も20試合出ていない中、最高の場面でメジャー初の誕生日弾となる今季7号を放った。ジラルディ監督も「これがバースデーボーイの仕事だ」とご満悦の一打で、チームを再び貯金1に戻した。満塁弾は日米通算11本目で、「バースデー祝砲」は巨人時代を含めて3本目となった。

 誕生日に大きな仕事だ。低い打球がグングンと右翼フェンスへ伸びていった。1点を追う6回表、無死満塁。松井はカウント1−1から、それまで無失点投球を続けていた相手先発ブラントンの真ん中高め83マイル(約134キロ)チェンジアップをとらえた。「感触は良かったですけど、ライナー性でどうかなという感じ。でもギリギリ入ってくれました」。フェンスぎりぎりに飛び込んだ打球は、5月18日以来21試合ぶりの今季7号。04年7月25日レッドソックス戦以来、メジャー5本目の満塁弾となった。

 これにはジラルディ監督も大喜び。「バースデーボーイだからな。これが誕生日にする仕事だよ(笑い)。松井はこれまでもずっとクラッチ(勝負強い)だったし、走者がいる時の打撃を知っている。ここで3試合で2勝して、ヒューストンに乗り込める、大きな1打だった」と力説した。

 「逆満塁男」の汚名返上だ。実は監督の言葉とは裏腹に、今季ここまで、満塁で6打数無安打。左手首を骨折した06年以降、満塁では31打数3安打の9分7厘と散々だった。ジラルディ監督が松井を形容した「クラッチ」という言葉とは程遠い成績が続いていた。

 それが誕生日に、久々の本塁打を、しかも満塁でたたき込んだ。試合後の松井は「もっと(本塁打を)ボンボン打つのが良いんでしょうけど…。今日の試合の中では最高の場面で打ったし、これが良い形でつながっていけば良いなと思います」と、珍しく素直に喜びを表した。

 試合前には報道陣から誕生ケーキをプレゼントされた。サンフランシスコの日系ベーカリーによるイチゴケーキ。米国ではあまり食べられない生クリームたっぷりのケーキだ。だが、ろうそくの火を消しただけで「試合に影響するかもしれないから」と言って手を付けなかった。右ひざ手術明けの今季、コンディション維持のために食べ物にまで細心の注意を払ってきた松井らしい行動。試合後は「ケーキを食べなかったのが良かったですね」とニヤリと冗談を飛ばした。

 13日からはヒューストンでの交流戦アストロズ戦。ナ・リーグはDH制がなく、今季は主にDHで出場してだけに控えに回る可能性が高い。それでもジラルディ監督が「満塁ではどんな時でも、自信を持って松井を送り出せるな」というように、この日の活躍で出番が増えるのは間違いない。

 [2008年6月14日9時12分 紙面から]